博多&壱岐への旅・day2

2014/03/17

2日目は博多港を朝8時発のフェリーに乗船して、壱岐の島をめざします。



博多埠頭から高速フェリーにて1時間ちょっとで壱岐の島の郷ノ浦港に到着。

まずは石田町にある重家酒造へお邪魔しました。




ここは「確蔵」や「ちんぐ」で有名な蔵で、残念ながら仕事の都合で島にはいなかった専務さんの奥さんが蔵を案内してくれました。
常圧および減圧双方に対応しているという蒸留器や、種麹をつくる麹室、蒸米などの様子を見学させてもらいます。


 

親父どのはしっかり試飲も忘れません。自分は運転なので、残念ながら…(x_x;)




重家酒造を後にした我々、オカンの希望で「一支国博物館」を目指しました。
ここは「魏志倭人伝」に記された一支国の王都跡とされる原の辻遺跡や壱岐島内の遺跡に関する資料や出土品を収蔵展示しているところで、歴史好きの自分としても楽しみにしていたのですが。


…なんと、月曜日は休館日でした(°°;;) 



オカンもガッカリです。


仕方がないので、そのまま北上し、壱岐の島北端にある勝本港をめざしました。
向かう道すがら、玄海の美しい海原が港の彼方に浮かびます。





港から見える島々を遊覧する「辰の島遊覧」が楽しめるとの看板を発見、是非行ってみたいと意見がそろい、遊覧船の事務所に到着しました。
冬の玄界灘をクルージングなんて、なかなかいい体験じゃないか。

…なんと、現在はシーズンオフで、3日後から遊覧が開始されるとのこと。

 

親父どのもガッカリです。



仕方がないので、店じまいが始まっていた朝市や、古い佇まいの町並みを散策しました。

次の目的地である郷ノ浦町を目指し南下する途中に、なんとなく気になって「百合畑古墳群」にも立ち寄ったりしました。

 
いまさらながらに「一支国博物館」が休館だったのが残念です。くうっ。。。



郷ノ浦町に入ってすぐの所にある天の川酒造を訪れたところ、造りは別のところでやっているのだが、造り自体は終わっていて、しかも今昼休みで誰もいないとのこと。
…なるほど。昼休みじゃしょうがない。

後程改めて伺うこととして、壱岐の島のパンフレットに割引き券が付いていたレストラン「UNI-HOUSE」でお昼にしましょう、ということになりました。



お、ウニが乗ったパスタなんか美味しそうだ。
さすがは
「UNI-HOUSE」。


メニューをみるとパスタは「シーフードパスタ」と「トマトなんとかパスタ」の二種類しかない。
なるほど、ウニもシーフードっちゅーコトか、とゆーことでシーフードパスタを注文。

壱岐の島はウニが名産だとか聞きましたからね。楽しみに待つ自分の前に出されたパスタは…



!?

…ウニはシーズンじゃないとのコトで。。。

「シーフードパスタ」と表記してある時点で、確認しておくべきでしたね。



ごくごく一般的なシーフードパスタを食べ終わってから、郷ノ浦町にある山の守酒造場をお邪魔しました。




親父どの「試飲歓迎」ですぞ。



酒屋こまきでも「山の守」や「山桜」など、取引させてもらっている山の守酒造場は創業明治32年と百年以上の歴史を持つ酒蔵です。
…ともあれ、親父どのは早速試飲タイムです。




甕で仕込むだけでなく、甕で貯蔵するという麦焼酎としては変わった作り方をする「一洲」の香りがとても気になったのですが、親父どのがクイクイやるのを傍でじーっと眺めるしかなく…
ハンドルキーパー、耐えます。


 

甕仕込みや甕貯蔵などにこだわっている蔵の中には、おびただしい数の甕が酒を熟成させています。


最後に先ほど訪ねた天の川酒造の酒蔵を訪問しようとしたのですが、場所がわからずに、近くにあった酒屋さんで道を尋ねたところ、丁寧に蔵まで案内していただけました。


ここは「夘八」や「しめのお」などを製造している蔵です。

 

これまで見学してきた蔵と比べると、規模がかなり大きく、蒸留器も大型です。
倉庫内では新商品のラベル貼りが行われていました。


蔵見学を終えて先ほどの酒屋さんにお礼に伺ったところ、話が弾み、ついでにその酒屋さん「お酒の三木屋」さんの店内も見学させていただくことに。日本酒専用の低温庫のなかには、それこそ引く手数多のお酒達が並んでいました。
ためになる話をいろいろとしてもらい、いろいろと勉強になりました。
もっと長い時間お話を聞かせてもらいたかったです…残念。







フェリーまで少し時間が余ったので、近くにある岳の辻という山の山頂にある展望台を登ってきました。

 

…これなら、休館日やシーズンオフ、お昼休みもナイでしょ!?w

いくつかの「想定外」はあったものの、肝心の蔵巡りは滞りなく行えたし、三木屋さんのお話も聞けたし、とても充実した壱岐の島の旅でした!

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