吉久保酒造  茨城県水戸市

1790年(寛政二年)に、水戸市で米屋を営んでいた吉久保清三郎が、美味い米と美味い水がある水戸に、美味い酒がないのはおかしなことだと、一転して造り酒屋をはじめたのが創業のきっかけです。


その着眼に狂いはなく、やがて徳川家御用達の命を受けてその名は水戸近隣に響きわたり、幕末の儒者、藤田東湖をはじめ多くの水戸藩士らも愛したといいます。

仕込み水は水戸光圀公が整備をさせた笠原水道の源水を使用。

杜氏は南部杜氏・佐々木勝雄氏。

特に吉久保酒造では酵母を培養させるときに、通常の酒蔵より長時間かけて培養を行います。これは発酵力の強い酵母を作るため。これにより爆発力のある酵母が生まれ、
一品独特の辛口の旨口を作り出すのです。

とことんうまい酒「うま口 」の酒にこだわり、米本来の旨味を引き出すことに専念した一品は地元で愛される本物の地酒です。
一品 純米吟醸 備前雄町
720ml ¥1,500
1.8L  ¥3,000
山田錦の親である希少米「雄町」を使い醸した、純米吟醸酒です。
冷酒で美味しく召し上がれますが、お燗でもまた、より一層味わいが楽しめます 。
2011年に東京港区にて開催されたスローフードジャパンと酒文化研究所主催の燗酒コンテストでは金賞を受賞しています。
SABA de SHU ~サバデシュ~
300ml ¥430(税抜)
720ml ¥1,056(税抜)
1.8L ¥2,200(税抜)
茨城県がサバの水揚げ量日本一であることを知った吉久保酒造の社長が、万年魅力度最下位の茨城県に新たな魅力を作ろうとサバ専用の地酒開発に着手。
社員全員で試飲試食を繰り返し、しめ鯖、サバみそ煮、燻製サバ、塩サバなど様々な調理方法に合うよう試行錯誤を繰り返して、サバをより美味しく食べることにこだわった地酒が完成いたしました。
サバだけでなく、脂ののった料理や旨味たっぷりの料理などにとても相性のいいお酒です。